11:00 AM〜07:00 PM

証人死に過ぎ。同じパターンでここまで繰り返されるとちょっと引きます。記憶喪失というネタも,話を引っ張るためだけで(それで明らかになる事実もあるんだろうけど),鼻につきます。その他,全体的に脚本の目的が,「話を語る」という目的からずれてきて,「引っ張る」「どんでん返し」という手段が中心になっているような気がします。
とはいえ,だ。とはいえ,そういう製作サイドのあざとさには目をつぶって,展開の面白さをしっかり楽しめる。つまらなくはない。べつに乗っかっちゃってもいい。「余計なことすんな」「ウザイキャラだな」「なんでそんなことすんだよ」と,入り込んだ感想がつい漏れてしまう。
「この馬鹿娘!」「この馬鹿嫁!」「この馬鹿上司!」「この馬鹿部下!」みんな思ってるよな? 俺も「きーっ」となりながら続きが気になりますよ。