2巻
登場するライバルらしい人物が鬼丸だけというのは寂しいもんである。この巻でとくに分かるけど,黒姫は女性には遠慮がなく,すぐに殺してしまいます。ライバルとして存在すべきなのは女性キャラクターだと思うのですが,すぐに死ぬのでそうもいきません。ライバルなんて安っぽい存在も作りたくないのかもしれませんが。
零が黒姫を変身させるためだけに献身するのが読んでてつらい。ま,漫画の嘘ってことでいいでしょう。
この漫画のバランスのいいところは,しょっちゅう命を懸けてる零に対して黒姫がまともに感謝しないことでしょう。普通に感謝してたらそれで終わってしまうぜ,これ。
というわけで,万人に勧めるわけではないが,妙に読み込んでしまう漫画である。
- 作者: 片倉・狼組・政憲
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/10/03
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る