第12話「少女」

一週遅れで視聴しているので,これを見るのも本当なら来週の木曜辺りなんだけど,我慢できずに見てしまいました。視聴後は削除していますが,どうもこれだけは削除できません。改めて木曜辺りに見て,それから削除しようと思います。
水銀燈退場!
意外な展開で驚きました。
あと,手に汗握る見事なアクションでした。スタッフの皆さん,ご苦労様です。
そして脚本。総じて考えると悪くないラストだったと思います。ここまで描ききったその覚悟に大きな拍手だ。安易に終わるのではなく,戻らないドールもいるのも,妥当というか,そこまでひっくり返さないバランス感覚が素晴らしい。
いったいこのあとアリスを目指すドールたちは何をするのか,真紅は何を思い,どのように生きていくのか(生きていくって表現が適切か分からんけど),その辺を描写してくれないと落ち着かないところはあるんだけど,それはこちらの時間の問題であって,脚本の問題とはいえないような気がします。バトルロイヤルというものを開始されたら,こういうことになるものだったわけで,ローゼンメイデンのルールというやつでしょう。
ジュンはそのルールに異議を唱えるわけだけど,最近,こういう問題には,結局自由を与えるより別のルールを与えるしか解決方法がないのかもしれないと考えるようになったので,見ていても,ジュンの行動ではアリスゲームを止められないなと感じました。ローゼンメイデンの感想で風呂敷広げすぎかもしれないけど,変な自己投影をしてしまうのである。
ではまた,もう一度,次の感想で。