一気に観た。見る前は不安だった。タイトルのFREEDOMといい、カップヌードルの「自由を掴め」というキャッチコピーといい、前時代的な印象を受けたのだ。「今さら『自由』をテーマになんの物語を作るんだよ」という感じだ。大友克洋が関わっているというのも、彼の時代錯誤なセンスを予感させるものだった。
だが、大友克洋は制作にはあまり関わっていないと聞き、すこし興味が湧いた。
で、見てみると、時代遅れのテーマだと感じさせなかった。テーマは古いんだけど、登場人物達がそれを大仰に語ったりしないので、受け入れやすいのだ。これは慎重に作っていると思う。空気が読めている、という奴だ。
今後も楽しみです。
