最近の放送まで

ブエルタが始まったので切っていくことになると思うんだけど、このアニメ版「もえたん」についていくつか。
原作の萌える英単語もえたんは萌えキャラが出てきて真面目なことをやるというその分かりやすいオタクっぽさが世間にもアピールされた作品だと思う。萌えをオプションに本格的に盛り込んで、その後の一つの流れを作った作品でさえあると私は思っている。
で、このアニメ版もなかなかすごかった。ここまでやられると完全に脱帽である。スタッフはこのアニメ版においても、本と同じようにエポックメイクを意識したのではないかと思う。突き抜け方がハンパじゃない。
アニメ版「もえたん」は「萌えアニメ」を作るときに感じてしまう恥ずかしさを完璧に飛び越えてる。それも正面突破である。個人的に言わせてもらえば、今後はしばらくほかの中途半端な萌えアニメがコソコソなりをひそめてしまうんじゃないかと心配になるくらいだ。
作った人間はよっぽど頭がいいか、深夜の企画会議で盛り上がりすぎたかのどちらかではないかと思う。暇があったらなんでもいいから一度見ることを勧める。何度も言うが、半端な萌えアニメではない。もはや元の感情など思い出せないくらいの記号化した萌えパターンが次から次へと襲いかかり、洒落たあなたの感性を使い物にならないくらい傷つけるだろう(褒め言葉)。