第15話「計画変更」BY THE SKIN AND THE TEETH

これはひどい。一気に見る気をなくした。
ディーン・R・クーンツが言っていることだが、ストーリーは前に進むべきで、やっても無意味だったとか、却って状況が悪化したとかいうストーリーを時間をかけて語るべきではない。アメリカのドラマが視聴率稼ぎのために、単なる右往左往や試行錯誤を延々と続ける傾向にあることは認めるし、それがピタリとハマって面白くなることがあるのは認める。目が離せなくなり、先が気になる、うまい技術だとも認める。
けど今回のこれはないわ。
警備員から隠れるために熱いパイプに体を密着させる必要があり、それによって刺青の地図が読めなくなってしまったなんてのは、このプリズン・ブレイクの話をいたずらに長引かせるだけで、話を前に進めていない。さらに、ご都合主義のサスペンス主義が隠し切れなくて、見ている方にとっても不快になっている。
次回を見るか怪しいところだが、近いうちに視聴を打ち切ると思う。
PRISON BREAK - プリズン・ブレイク