音楽が終わった夜に

音楽が終わった夜に (新潮文庫)

音楽が終わった夜に (新潮文庫)

意外なほどに面白かった。自分がバンドやってた頃の思い出を面白さよりもシリアスさを中心に語るのだけど、その口調が真剣そのもので、すごく、「話を語られている」感じがする。「あー、わかるわかる」とか「うーん、そういうこともあるよね」とか「へー、そうなんだ」とか、そんな感じである。冗談混じりではなくシリアスに語るというのもよい。面白かったです。