牧野修

黒娘 アウトサイダー・フィメール

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)作者: 牧野修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/14メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (10件) を見る第3章がよかった。それまではイマイチという印象だったけどここで引き締まっ…

アロマパラノイド

小説の形になっていないと思う。とはいえ単独作品としての評価は悪くても、牧野修のその後のステップを知るにはいい小説だ。この小説にはいくつかのアイディアがあまり応用をきかせないまま詰め込まれている。読んでいると、「これがあの小説の元のアイディ…

楽園の知恵

解説文ほどとんでもない傑作ではなかったけど、やっぱりどれも面白かったです。踊るバビロンもよかったけど、演歌黙示録がよかったな。楽園の知恵―あるいはヒステリーの歴史 (ハヤカワ文庫JA)作者: 牧野修出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/07/01メディ…

傀儡后

牧野修といえばMOUSEには衝撃を受けたものである。 この作品は日本SF大賞を獲ったということだ。読んでみると確かに面白いし、SF大賞が好みそうな作品だと思う。力も入っている。ただ、ぶっ飛び方ではMOUSEの方が好みだったなと私は思う。 読み始めたら止ま…