第20ステージ*2

最終日前の個人タイムトライアル。総合順位の逆順にスタートする。
個人タイムトライアルって見ていて退屈で,どうしてもながら視聴をしてしまうのだけど,今回のTTは面白かった。目が離せなかった。総合上位の選手が次々に記録を塗り替えていくのが気持ちいい。
Mickael Rasmussenだけは総合から落ちていったけど,もともと山岳狙いだったんだからと気持ちを切り替えて欲しかった。ま,個人TTがよくなかったからといって彼のマイヨ・ア・ポワ・ルージュの評価が下がることはないでしょう。マシン交換のたびに永井さんが頭を抱えていたというのは印象的だった。メカニックというのはミスがないのが前提だから,ああいうシーンはつらいんだろうなと思う。「車の中の雰囲気を想像するとたまらないです」って言葉も,印象に残った。
で,いままで駄目駄目だったJan Ullrichもタイムトライアルではすごくて,ちょっと見直した。そしてステージ優勝は,それをさらに上回るタイムでLance Armstrong。こういう風に実力を見せられると,見ているほうも満足ですね。そして,Jan Ullrichが弱いというより,Lanceが強いんだよな。山岳でもタイムトライアルでも負けてるんだから,総合でUllrichが勝てるはずがない。ただ,これで来年Ullrichが優勝するのも,見たくない感じ。
俺はBassoを応援しています。