6巻
5巻までの展開もよかったけど,この巻もすばらしい。正直,そろそろだれるのかと思っていたんだけど,そんなことはなかった。
何より興味深いのが新キャラ二人である。正直,今までのフラテッロの印象が強かったので,この作者はこういう人物造詣しかできないのだと思っていた。ところが,今回のペトルーシェカとアレッサンドロはそれまでの登場人物と空気がまるで違う。新キャラ登場と謳っておきながら,外見のパターンを変えただけのものが多い昨今,こういう風にキャラクター(内面という意味のキャラクター)から,新しい風を感じるのはすごいことだ。
先の展開がすごく気になるところ。
- 作者: 相田裕
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2005/12/17
- メディア: コミック
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