第2ステージ

平坦ステージ。解説は栗村修さんで,実況は谷口広明さん。
栗村さんがたまに初心者向けの解説をするんだけど,谷口さんがそれを広げないシーンが気になった。知ってても「それはなぜですか?」みたいな,初心者代表って立場の質問をして広げて欲しかったところである。
ベルギーの天気は晴れのち曇りのち雨って日が多いってことで,この日のレースも走っているうちに雨と晴れを何度かみることになった。ゴールまでウィンドブレーカーを着ていたらゼッケンが隠れるので罰金になるんじゃないかとは栗村さんの弁。
栗村さんが「ステージレースののんびりした雰囲気もいいですね」と言っていたけど,まったく同感である。ワンデーのクラシックだとどうしても集団の後ろでのんびりするという選択はないのだけど,ステージレースでは思惑が一杯あるので,そういう選手もいるのである。47番のJulio Alberto Perez Cuapio(なげーよ,名前が)が山岳に入るまでは後ろでふらふらしているはずですよなんてことを言っていた。思わず覚えてしまった。
4人が逃げて,Team Milramの選手が先頭で引き,最後にゴールスプリントになるという,ステージレース序盤にありがちの展開。こりゃ絶対Petacchiだろと思っていたので,McEwenが余裕で勝って驚いた。まあ,トレインが早めに分解してるなとは思ったんだけど……。解説でも言っていたけど,不調ではなくスプリントのミスか何かだと思います。
Intergiroは今年から仕組みが変わったらしく,解説でも詳しいことは言っていなかった。あとで分かったら追記します。逃げの四人の名前とか,集団の先頭を引いていた選手の名前とか,長い時間覚えていられないので,あとでここに書いて記憶を補強しないとな。

追記

Milram were driving hard into the final 500 metres, but suddenly Bettini appeared and Olaf Pollack for T-Mobile went for a long one. This seemed to upset the Milram plan, and as their last man was swamped Petacchi was caught behind his rivals. McEwen came flying up the barriers with Petacchi's speed blunted by the uphill drag and the Aussie rocket came through for a clear win.

ってことで,訳すとMilramが最後の500メートルでブッ飛ばしたんだけど,BettiniOlaf Pollackが飛び出し,長い距離で仕掛けた。Milramの計画はひっくり返り,最後の男Petacchiはライバルの後ろに沈んだ,ってことで,最後が抜ける前にかぶせられたんだな,これは。