第4ステージ

優勝はRobbie McEwen。2勝目。
解説の市川雅敏さんが語った話二つ。脳内で言い換えているので内容だけ聞いてください。言葉遣いから来る印象は私の責任によるものです。ふーむと思ったもので。
Jan Ullrichはどうなんでしょうねえ。共産圏の選手というのは勝って高い契約金をもらうようになると途端に駄目になる選手が多いような気がします。大金を手にしてもモチベーションを保てる選手が少ないというか。彼もそうなんじゃないでしょうか?」
Ivan Bassoは個人的にないなと思います。万年2位だった選手が1位の選手が引退して1位になった例をあまり知りません。トップが引退した頃には次の選手が現れるものです」「しかしBassoはジロとツールの連覇を狙っているそうですよ」「そうですか。そういう発言が出るということは駄目じゃないかもしれないですね」
ところで,今回の逃げは5人です。Selle Italiaの35歳Alessandro Bertoliniが含まれていたんだけど,BertoliniというよりSelle Italiaというチームがあいかわらず凄いなと思います。この3日間,すべての逃げに選手を送り込んでます。前の2日間はRaffaele Illianoだったと思うけど……確かめたけどそうでした。22チームあって一度も名前を聞かずに終わるところもあるというのに(ま,プロツアーで出てるだけってところもあるんだろうけど),すごいなあ。栗村さんが解説で言ってたけど,費用対効果というか,予算に対しての宣伝効果ではダントツだろうなこれは。
ゴールスプリントの様子とかはニュースサイトが詳しく書いていますが,Petacchi不在でも頑張るTeam Milramと,そのトレインを利用するRobbie McEwenが印象的でした。あと,Bettiniはインタビューを言い訳から入って優勝した選手への賞賛で締めるというのがパターンになっているんですが,ほかの選手は賞賛だけで敗因の解説まではしないので,ちょっと珍しいなと思いました。第3ステージは,「追いかけようとしたらバイクに道をふさがれてタイミングを逃した」で,今回は,"When I started my sprint I hit someone, I think [Alberto] Loddo and it slowed me down a bit... but anyway, McEwen is difficult to beat!"と,まあ,「言い訳」っていうと言葉がきつすぎるけど,これもキャラなのかな?