第5話「狼と痴話喧嘩」まで

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ちょっと駄目である。視聴中止とはいかないけどDVDを購入するところまではいかない。それどころか、このアニメを人に勧めることもないような気がする。むしろフォローで、「アニメはあれだけど原作は面白いから」とか言いそうだ。このアニメ化は原作の売り上げにどのくらい貢献しているんだろう?(まったくしてないということはないはずだが、どの程度なのかという意味です)
サイト見たら第7話があのね商法らしいんだが、どうなってるんだろ?
で、何が駄目かというと演技である。
第3話で、値段交渉しているロレンスが「!」「……」「あ、ああ」など、心情をそのまま演技として出していた。また、アイディアを思いついたとき、酒場で椅子が倒れる勢いで立ち上がりほかにも聞いている人間がいっぱいいる中でセリフを叫ぶシーンがあった。
作品にもよるが、このアニメでこのような不自然な演技をする必要はないと思う。それどころか、ロレンスが優秀な商人という設定なのに、どう見ても相手に考えを見抜かれてしまう三流にしか見えない。百歩譲って、視聴者に分かりやすくするためにこういう演技を付け加える必要があったとしても、それはホロと二人きりのときにやればいいはずで、他の商人もいる場所でやるもんじゃないだろう。
残念なことに、このアニメ版「狼と香辛料」は、放送が終わったらそれで終わりというどこにでもあるアニメの一つにしかならないのではないかと思う。期待していたんだけど。