LAW&ORDER シーズン1 第2話「死の処方」

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医療ミス事件というテーマが非常によい。立件し有罪にするまでにたくさんの犠牲者が必要なのがよく分かる。物語が進み、事実が明らかになるにつれて検察が、「これは連続殺人だ」と確信するようになるんだけど、それまでの葛藤もすごいし、そのあとの証明も、ドラマだから証拠が出てきたけど、一歩間違えれば有罪にならず――いずれミスを繰り返して決定的な証拠を残すことになるんだろうけど――野放しにしてしまうこともたくさんあるのだろう。
医療ミスの刑事事件の立件が非常に難しいというのがよく分かった。以下はこのエピソードと直接関係はない。
当たり前だけど、医者の立場も「完璧な治療などない」「ミスはゼロにはできない」というところは認めているのが大半である。そんでもって、「ベストは尽くした」と主張するわけで、まあ、それも主観としてそういうのは間違いでもない。刑事検察は、「本当にベストだったか?」「自分の非を認めてないだけなんじゃないか?」って疑問を解決することになる。難しいなあ。