演劇

冒険王

青年団の芝居はどれも好きだけど、こいつはその中でもかなりの面白さだった。演劇初心者二人を誘っての鑑賞だったんだけど、最初に見る演劇がこれでよかったと心の底から思った。 かなりのオススメ。

ソウル市民 昭和望郷編

前半と後半で様相が変わる。前半は政治色が強く、色々な議論が展開される。後半は精神に異常をきたした長男をめぐる典型的なコメディになり、こっちの方がノリは軽い。 見てない人に語るのは難しいけど、一言で言うと、だんだんと駄目になっていく日本人がこ…

ソウル市民 1919

こっちの方が分かりやすい。なんといっても出戻りの長女(か? よく分からなかった)がいい。ほかにも見どころがいっぱいあって、観た人と感想を言ったりもしたけど、なんとも興味深かった。 例によって私も三・一独立運動とか、知らなかった人である。知っ…

ソウル市民

青年団の演劇に慣れてしまったので、いつもの青年団だと思った。 しかし、今回は背景の意識がいつものような死のような緊張感ではなく、むしろ無自覚な傲慢ってところにあるんだろうと思った。というか、そういうところにあるんだということが分かってもなお…

現代能楽集III「鵺/NUE」

やりたいことは分かるが面白いかどうかで言ったら全然面白くない。つまらないの一言。 演劇においてやっちゃいけないことのオンパレードで,見ていてさすがにおかしいことは分かる。そもそも宮沢章夫は日本でも優秀な劇作家の一人である。こんなことするはず…