第23話「星黎殿の戦い」

文庫本をまた三冊買って,もう先走って全部見ちゃいますよ。
というわけでラスト前の一本。前回の「来週は戦争だ」(ちなみにこの元ネタは家なき子の劇場版ではなく,エイリアン2の劇場公開時のコピーである。参照)という勢いはどこへやら,ちょっと残念な消耗戦である。この話で紅世の徒の一人や二人殺してくれてもよかったんだが,期待は裏切られてしまった。
降り注ぐ存在の力とか,シャナの火の粉とか,細かいオブジェクトがランダムに流れているのは,昔のアニメを見ていた人間にとっては高級感があって嬉しいです。俺が子供のころは,雪でも雨でも同じ道筋でしか降ってなかったからな。
シャナの決意が聞けたのはよかったです。あと,満ちていくヘカテーに疑問を感じる悠二はなかなか鋭い。