灼眼のシャナ6
吉田一美の心理描写は置いておいて,シャナの心理描写についてはセンスを感じる。ヒントを与えられ,考え,そして結論を得る過程が実にうまい。
で,吉田一美と坂井悠二の心理描写なんだけど,こちらはちょっとクドく感じた。「ジム・トンプスンはこういう描写を1センテンスで決めちゃうんだろうなあ」などと考えてしまった。丁寧に描写したいのは分かるんだけど,ちょっと回り道が多いかなあと。
ま,面白かったです。7巻まで買っているので,8巻からまた買っておこうかね。
- 作者: 高橋弥七郎,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 文庫
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