#42「恋愛における嘘」

アメリカでも女の弁護士は駄目なのか。スチュワーデス*1じゃないと駄目なのかと,倉田真由美中村うさぎが憤慨していた。憤慨にウケました。
それはそうと,恋愛における嘘,いわゆる,墓場まで持って行かなくてはいけない嘘についてのエピソード。これ,未だにどっちが正しいのか迷うんだよなあ。すごく青臭いことを言うと,嘘を言う必要が生じるようなことをした時点ですでに間違っているわけで,正直に言うか秘密にしておくかというのは,事実の前では大して差がないように思う。つまり,たとえば,閻魔様の前で(レトロな表現ですが)「お前は浮気したな」と指摘されたときに,「彼には秘密にしてました」「ちゃんと正直に話しました」というどちらの言い訳も,閻魔様は聞く耳持たないような気がする。ま,それはそうと,じゃあ,青臭いことを抜きにすると,人は間違ったことをしてしまうものだし,間違ったことをしてしまったときは,それを秘密にした方がいいのかってことがここでの論点,争点なわけだ。
ま,卑怯と思われても,俺はこれについての結論を持ち合わせていない。人によって選択はそれぞれってことなんだ。

*1:劇中でも「フライトアテンダントだよ」とたしなめるシーンと,「スチュワーデスと言わないと駄目なのよ」というシーンがある。